住まいを買う契約の流れ

住宅購入における情報収集の方法、申込み方法など、知っておきたいポイントや注意事項などをまとめました。

「住宅を買わなければならない!」となった時、まず知っておいていただきたい事。

良い住宅にお住まいされたいなら、とにかく「現物」を見て下さい。何事も「現物」を見ないとダメです。後悔します。

 

いくら資料で見ても、いくらネットで見ても、いくら人に教えて貰っても、とにかく「自分の目」で見ないと絶対に失敗します。

 

あ、絶対失敗というのは言い過ぎですね(笑)正確に言うと「失敗する可能性が高く」なります。

 

しかし、何でもかんでも「現物を見る」というのも勿体ない話です。

 

明らかに希望の条件に合わない土地、明らかに希望の条件に合わない間取り、明らかに希望の条件に合わない価格の物件を見るのは、なかなかバカげています。

 

人生は短いので、そういった時間も大事にしたい所です。

 

なのでやはりまずは「情報収集」が一番大事です。ちなみに情報収集と言っても、ネットの情報は玉石混交。悪意ある嘘もあれば善意からの勘違いもあります。いい加減な情報も多いです。

 

「ブラックリスト」や「不動産の仮契約」等、実務上では存在しない言葉も、まことしやかにネットには流れています。真に受けてはいけない情報も多々あります。

 

ではどうやって情報収集すれば良いのか?

失敗しない情報収集の仕方

情報は、力です。とにかく新鮮で活きた情報を、いち早く、そして確実に取得しなければなりません。

 

住まい探し、以前は「新聞折り込みチラシ・住宅情報誌」等が大きな情報源でしたが、現在は

 

ネット

 

が非常に有効な情報収集ツールになっています。

 

ネットは不正確な情報も多々あります。それでもやはり、まずは「ネット」で情報収集する事をお薦め致します。理由は以下の三点です。

 

1.スピーディーである(鮮度の高い、新しい情報を得られやすい)

 

2.情報整理が容易(探しやすい・保存しやすい・比較しやすい)

 

3.時間が掛からない(いくつもの物件を、短時間に同時に検討する事が出来る)

 

と言った所でしょうか。

ネットでの机上調査の後は当然

不動産業者に連絡して、現物を見るべきです。しかし、立地・間取り・価格が希望に合わないなら、見る必要はありません。そんな時間があるのなら、もっと他に、有意義に使うべきです。

 

具体的に言うなら、もしネットで見ても「良いのがないなあ」と思ったら、即、信頼出来る(出来そうな)不動産業者に相談してみるべきです。

 

ネットで、ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと探していても、見付からない時は見付かりません。しかしそれは

 

見方を変える

 

事で見付かる事が良くあります。(この辺は長くなるのでまたいずれ)

 

また、不動産業者のもとには、「ネットに上げる前」あるいは「ネットに上げにくい」情報が常に渦を巻いて流れ込んでいます。

 

その渦を、しっかり利用するというのも、非常に有効な手段の一つです。

 

また、幸いにして「気になる物件」があるのであれば、対象となる不動産をしっかり見て、分からない事や不安な事は担当の不動産業者に質問し、今度はネットではなく

 

「不動産業者から」情報を得て下さい。

 

ネット+不動産業者。この双方からの情報を元に、複眼的な目で判断する事が大事です。

 

ちなみに、ご家族やご友人等、色んな人からの情報収集も悪くはありませんが、どうしても

 

「無責任な立場」

 

からの助言が多くなります。その点不動産業者は「不動産取引のプロ」としての、重い責任を負って発言しています。

 

実際には色んな不動産業者がいるわけですが、その重さだけは、信じてあげても良いと思いますよ(笑)

申込みから売買契約まで

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1.購入の申込み

 

弊社の場合、不動産の購入に際しては「申込金」として原則1万円を預からせていただいています。

 

●申込金の意味

 

物件購入の申込みの際に買主が売主に支払う金銭のことで、一般的には購入者の申込みが真剣であることを証明したり、申込み順位を確保するために授受されるものです。

 

売れない時は売れないのに、売れる時はいくつもの申込みが重なるのがリアルな不動産売買です。そういった時、どうしても「優先順位」を付けなければなりません。

 

「この物件を買います!ついては申込金1万円を払います!」という方と、「申込金1万円は払いたくないけど、とりあえず買うと思うので、この物件を押さえておいて下さい。」という方、貴方ならどちらと取引したいと思われますか?

 

2.重要事項の説明

 

不動産取引には複雑な法律等が絡み合っているため、宅地建物取引業法(以下宅建業法)は不動産会社が売主となったり、媒介を行う場合には、購入者に対して売買契約に先立って一定の重要な事項について、書面で説明するように義務付けています。これを重要事項の説明といいます。

 

しかしこれが、中々大変です。何が大変かと言うと「聞くのが大変」です。ハッキリ言って、聞いていて楽しいモノではありません(笑)眠くなると思います。が、法律でも決められており、実際に大事な事が色々説明されますので、どうか頑張って不動産業者の話を聞いてやって下さいませ。

 

ちなみに、「売買契約に先立って」とありますが、実務上は「売買契約日と同日」に、売買契約の直前に行う事が多いです。あくまでも「売買契約の前に」行われればokと言う事です。

売買代金の支払い

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1.売買代金の支払いの流れ

 

ある物件の購入意思を固め、その申込みから物件の引渡しを受けるまでには、いくつかの名称で売買代金を支払います。

 

一般的な代金支払いの流れは次のとおりとなります。

 

(1)申込金

その物件を購入したいとする意思表示のための証拠として、または、申込み順位の確保のため、一般的に5万円~10万円程度を不動産会社に預けることが多いようです。

 

※なお、弊社の場合は以前も書きました通り「1万円」です。要は「気持ち」の問題ですので、ある程度形になっていればそれで良いのです。

 

 

(2)手付金…売買契約締結時

手付金は売買契約を締結する際に、契約当事者の一方から相手方に対して交付される金銭をいいます。最終的には売買代金の一部に充当されます。

 

手付金は必ずしも金額が決まっているものではありませんが、実務上は「売買契約金額の10%程度」が多いと思います。

 

※なお、弊社の場合は「売買契約金額の5%又は30万円」を目安としています。

 

 

(3)中間金…買主の履行の着手

中間金は売買代金の一部弁済金をいい、前払いの性格を持っています。

 

売買代金の全額を一時に支払わず、2回以上に分けて支払う場合の最終残代金以外のものです

買主が売買代金の一部である内金を売主に支払ったときには、買主は契約の履行に着手したことになり、売主は手付金を倍返しして契約解除ができなくなります。

 

※なお、弊社の場合は基本的に中間金をいただいておりません。(メンドクサイから)

 

 

(4)残代金…本物件の引渡し時または融資実行時

売買代金の残金や諸費用を支払って、その引き替えとして、物件の登記と物件の引渡しを行います。

 

残金は売買代金から既に支払っている申込金、手付金、中間金を引いた金額になります。(当たり前ですが)